2022.06.23
1910年~2012年 物故作家。(十一代目/壽雪)
山口県萩市生まれ。本名は節夫。家督を継いでいた次兄の休和を助け、陶技を学ぶ。以後、独立までの約30年間は作陶に費やす。
その期間中の1941年に三重県津市に工房を構えていた川喜田半泥子の千歳山窯に弟子入りする機会を得て、茶陶の制作を志すきっかけとなる。
1955年から雅号を「休」と称して作家活動を開始し、57年には日本伝統工芸展に初出品した「組皿」が入選する。1960年には日本工芸会正会員となる。
1967年に兄の十代休雪が隠居するため十一代休雪を襲名する。1983年重要無形文化財「萩焼」保持者に認定される。兄弟での人間国宝認定は陶芸界で初の快挙。
2003年に長男・龍作へ休雪を譲り、自らは壽雪と号を改める。
最晩年も積極的に作陶を続ける。享年102。
三輪寿雪[11代休雪]
三輪休雪の中でも十一代目の役割は大きく、兄の十代休雪(休和)と共に人間国宝に認定されるなどの功績を残しました。
彼の作風は萩焼の伝統を受け継ぎながらも独自の感性を取り入れて、茶陶の作風に新たな展開を見出しました。
藁灰釉を活かした伝統的な萩焼の白釉を兄・休雪と共に革新させ、純白に近いような「休雪白」を創造しました。
色合いの美しさだけではなく立体感がある厚塗りの技法は古典的な萩焼のスタイルには無い物でした。また、十一代目は「休雪白」を用いて「白萩手」「紅萩手」「荒ひび手」といった、豪快で大胆なスタイルを確立しました。
十一代目の到達地点「鬼萩」
粗めの小石を混ぜた土を原料とした古くからの技法を基に到達した表現様式です。この鬼萩が三輪家の名を轟かせました。
共箱あり
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